全国で人気を集める「マンホールカード」。
全国各地で無料配布されており、地域の魅力をカード1枚に凝縮したご当地アイテムとして、多くのコレクターを惹きつけています。
今回私がマンホールカードをもらいに訪れたのは、宮城県にある利府町。
ここで配布されているマンホールカードは、鉄道が好きな方は一度は耳にしたことがある「新幹線総合車両センター」と深い関わりを持つデザイン。
この記事では、利府町のマンホールカードの取得を通した体験談を中心にご紹介します。
利府町のマンホールカード紹介
利府町のマンホールカードに描かれているのは、新幹線。
デザインモチーフは、利府町の「JR東日本 新幹線総合車両センター」に保存されている車両です。
東北新幹線(200系)という現在はおそらく走っていない車両(合ってますか…?)で、ファンにとっては胸が高鳴るデザインであるのは間違いないです。
マンホールカードは「地域のシンボル」がモチーフに選ばれることが多いのですが、利府町の場合は「新幹線」がメイン。
それをマンホールカードという形で手にできるのは、コレクターにとって特別な体験となるでしょう。
配布場所は「利府町役場」
ここで注意したいのが、配布場所は新幹線総合車両センターではなく【利府町役場町民交流館「ペア・パル利府】であるという点です。
実際に私も訪れて、庁舎の中で職員の方に声をかけ、アンケートに答えるとスムーズにマンホールカードをいただくことができました。
土日は入口付近の警備の方に声をかけて、簡単なアンケートに答えるともらえることができましたよ。
配布基本情報(2025年時点)

※休日や在庫状況によっては配布が休止されることもあるので、事前に利府町の公式サイトで確認するのがおすすめです。
配布そのものは役場内で行われていますが、デザインに新幹線総合車両センターの一車両が採用されているため、役場と車両基地が“カードを通じて結びついている”ようにも思えますね。
新幹線総合車両センターとのつながり
ここからは「JR東日本 新幹線総合車両センター」があります。
ここは東北・北海道新幹線をはじめとした多くの車両が整備・点検される拠点。
鉄道ファンの間では「新幹線の聖地」と呼ばれるほど有名な施設です。
毎年行われている「新幹線車両基地まつり」では、多くの鉄道ファンや親子連れが訪れ、普段見ることのできない新幹線の整備現場などを見学できます。
マンホールカードと合わせて訪れることで、利府町の魅力をさらに実感できるでしょう。
初心者向け マンホールカードの集め方
「興味はあるけれど、どうやって集めたらいいの?」という方のために、基本的な収集の流れをまとめました。
- 事前に配布場所を調べる
役場や観光案内所など、配布先は自治体によって異なります。利府町の場合は役場でした。 - 営業時間・休館日に注意
平日昼間のみの配布という自治体も多く、行ったら閉まっていた…ということもあります。 - 1人1枚が基本ルール
公平性のため、1人につき1枚です。複数枚はもらえません。 - 在庫切れに注意
新デザイン発表直後は特に人気が集中。在庫状況を公式サイトで確認するのがおすすめ。 - 保存方法も工夫を
トレーディングカード用ファイルやリフィルを使えば、折れや汚れを防げます。コレクションしていく楽しみが倍増します。
マンホールカードの詳しい内容等は、以下の記事にてまとめております。
利府町役場へのアクセス
仙台から利府町へは電車でのアクセスも可能です。

車の場合は三陸自動車道「利府中IC」からすぐ。
仙台市内からも30~40分役場には駐車場もあるため、車で訪れるのが無難かと思います。
まとめ
利府町役場で配布されているマンホールカードは、ただの記念品ではないのかもしれません。
配布場所は役場ですが、背景にあるのは新幹線との深いつながり。カードひとつで、地域の特色や魅力がすっと伝わってくるのが、マンホールカードならではの面白さです。
これから集め始めたい初心者の方にもおすすめできる一枚。
鉄道ファンにとっても、旅の記念としても、利府町のマンホールカードは特別な価値を持つアイテムといえるかもしれません。