私のちょっとした趣味、マンホールカード収集。
そんな中、埼玉県内のマンホールカードを集めている際、対象の配布場所に「忍城」があり、向かうことに。
実際に訪れてみると、歴史の一部を感じることができる堀や天守が印象的で、雰囲気のある落ち着いた場所でした。
そこで今回は、忍城の見どころ、アクセス方法、料金、所要時間の目安まで、初めて訪れる方にも役立つ情報をまとめてご紹介します。
忍城ってどんなところ?
埼玉県行田市にある「忍城(おしじょう)」は、戦国時代に築かれた名城。
別名「浮き城」とも呼ばれ、豊臣秀吉の家臣・石田三成による大規模な水攻めにも落ちなかったことで知られています。
そのエピソードは小説や映画『のぼうの城』の舞台となり、一躍全国的に有名になった経歴もあります。
歴史好きはもちろん、歴史にあまり詳しくない人でも気軽に立ち寄れる観光スポットになっていますよ。
忍城の基本情報
ここでは簡単に基本的な情報をまとめています。

天守閣は外から眺めるだけなら無料で楽しめます。(なんと心の広い場所なんでしょう…)
内部の郷土博物館も200円と非常にリーズナブル。
展示内容は地元行田市の歴史や産業についてで、子どもから大人まで学びやすい構成になっています。
駐車場の場所
簡単にですが、駐車場の略図を掲載します。

- 第一駐車場:33台(普通車)、大型バス4台
- 第二駐車場:23台(普通車)
- 忍城バスターミナル駐車場:台数不明
忍城バスターミナル駐車場は以下(googleマップ参照)でご確認いただけます。
催事等の都合により、利用できない場合もあるそうですので、利用する際は現地にてご確認ください。
アクセス方法
電車でのアクセス
- 秩父鉄道「行田市駅」から徒歩約15分
- JR高崎線「行田駅」から市内循環バス「観光拠点循環コース」で約10分、「忍城」下車すぐ
車でのアクセス
- 東北自動車道「羽生IC」または関越自動車道「東松山IC」から一般道を進み、約30分
- 東京・池袋からは約1時間半のドライブコース(一般道)
アクセスのおすすめは?
駐車場は無料で、普通車も大型車も利用可能。
週末でも比較的停めやすいのが魅力です。電車より車での訪問が便利ですが、歴史散策を兼ねて電車と徒歩でアクセスするのもおすすめです。
忍城の歴史と背景
郷土博物館で見た内容や歴史をざっくりまとめてみました。
忍城の歴史(要約版)

映画『のぼうの城』について
忍城の有名なエピソードの一つが、石田三成の水攻め。
この伝説的な攻防戦を題材にしたのが、映画『のぼうの城』。
『のぼうの城』は、忍城の“浮き城”としての伝説を描いた映画となっており、色々なレビューでも、以下のような感想があります。
- 「戦のシーンには迫力があり、テンポの良い展開で最後まで飽きずに観られた」
- 「成田長親(のぼう様)のキャラクターが憎めなくて、周辺の武将たちも個性豊か。彼らの連携が見どころ」
- 「時代劇なのにコミカルな要素も多く、幅広い世代が楽しめる」
- 「エンタメ性と史実のバランスがうまく取れていて、しっかり楽しめる時代劇」
このように、映画は「歴史の深みに触れつつも、楽しく観られるエンタメ作品」として評価が高いので、事前に映画を見てから訪れると、史跡の一つひとつに物語を重ねられるかもしれません。
(私も見てから行けば良かったな…と後悔しております)
忍城の見どころ(内部)
復元された三層天守
現在の天守は昭和63年に復元されたもの。
外観は戦国時代の姿を参考にしていますが、内部は郷土博物館の一部となっています。
歴史展示やジオラマなどが並び、行田の歴史や文化を分かりやすく紹介しており、最上階からは行田市内を東西南北眺めることができます。
※郷土博物館は涼しいのですが、三層天守部分と城内は空調設備が無くとても暑いので、夏の長時間滞在はあまりおすすめしません。
堀
忍城を特徴づけるのが、周囲の一部を取り囲む堀。
水攻めを耐え抜いた姿を思い浮かべながら散策すると、歴史の重みを感じられるかもしれません。
お堀の周りも風情があるので、訪れた際はぜひご覧になってみてください。
足袋
郷土博物館で城の歴史と同時に見られるのが、足袋についての歴史。
忍城のある行田市は足袋が古くからの名産のひとつで、日本遺産(文化庁制定)にも選ばれています。
館内では足袋に関するクイズラリーに挑戦することができます。
展示などからヒントを得てクイズを解いていくのですが、同時に学びにもなるので、個人的には面白いと思いました。
見事全問正解すると、記念品がもらえますので挑戦してみてください!
所要時間の目安
忍城の観光は比較的コンパクトにまとまっており、気軽に巡れるのが魅力でもあります。
各所要時間は以下のとおりで、見学と散策を含めると2時間前後を見込んでおくと良いでしょう。
- 天守と博物館内見学:約1時間
- 城周辺の散策:30分〜1時間
- 写真撮影やじっくり展示を楽しむ場合:合計2時間程度
城内だけでなく周辺についても、半日ほどあれば十分に堪能できると思います。
もちろん、映画ファンや歴史が好きな方はもっと時間をかけて回るのも良いかもしれませんよ。
まとめ
忍城は「浮き城」の異名を持つ、戦国の歴史ロマンが詰まったスポット。
料金もリーズナブル、所要時間も短めなので、日帰り観光には最適の場所となっています。
「歴史に詳しくなくても楽しめる」「映画ファンも訪れたくなる」「季節ごとに表情を変える」
そんな忍城は、埼玉観光の隠れた名所です。
次の休日、歴史散策やちょっとした旅行に出かけたい方は、ぜひ忍城を訪れてみてはいかがでしょうか。
また、はじめにも少し出てきたマンホールカードについては、以下の記事にて紹介しています。
もしよろしければ合わせてご覧ください!
全国で集める楽しさ!マンホールカードのもらい方・魅力・おすすめスポットまとめ【旅の思い出にも】




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