静岡県でも有名や漁港の一つといえば沼津港。
その近くに位置する沼津港深海水族館は、日本でも珍しい深海特化の水族館です。
深海生物は他の水族館でも何種かは見かけることがあるかもしれませんが、ここでは深海により詳しくなることができます。
今回は沼津港深海水族館の所要時間などをまとめてご紹介します!
沼津港深海水族館について
沼津港深海水族館は深海をテーマにした水族館で、深海生物の神秘的な魅力を間近で感じられる場所です。駿河湾をベースとして、捕獲された新種や希少な深海生物を展示している点が特徴。
また、深海水族館は「シーラカンス・ミュージアム」というもう一つの顔を持っています。
シーラカンスは「生きた化石」とも呼ばれる非常に貴重な魚で、冷凍保存されているものは剥製ではないので、そのような展示をしているのは世界でもここだけです。

水族館全体としてただ生物を展示するだけでなく、深海環境や捕獲技術の解説など、深海についての理解を深める展示も多くあります。
深海生物の多様性と、水族館のスタッフによる飼育への努力が結集している場所です。実際に訪れると、普段は知ることのできない深海の不思議に触れることができるでしょう。
沼津港深海水族館は深海という神秘的なテーマを軸に、貴重な生物や科学的な知識を学びながら楽しめるスポットです。家族で訪れても楽しめることはもちろん、深海生物に興味のある人にとっても魅力的な場所となっています。
所要時間は1時間くらい
沼津港深海水族館の所要時間は、通常1~2時間程度を目安にしていくと良いかと思います。
展示内容が充実しており、深海生物の説明やシーラカンスの展示に時間をかけてゆっくり観賞する場合、2時間以上楽しめることもあります。
特に、シーラカンス・ミュージアムや「深海のプラネタリウム」など、展示をじっくり見て深海の神秘に触れることで、時間を忘れてしまうかもしれません。
深海水族館は家族連れや友人、カップルにもおすすめなスポットです。各展示がしっかりとした解説とともに配置されているため、学びながら楽しめると感じました。
深海生物が数多く展示されているというその独自性が魅力です。
特に見ておきたい場所
深海のプラネタリウム
【深海のプラネタリウム】は見逃せない展示の一つです。
真っ暗な空間に輝くのは「ヒカリキンメダイ」という光る深海魚たちで、その幻想的な光景は、まるで星空のように感じられます。
このような展示を通して、深海の神秘を視覚的に楽しめるだけでなく、科学的な解説も充実しており学びながら楽しむことができます。
私の記憶では他で見たことが無い展示だったと思うので、ここは必ずご覧になってみてください。
シーラカンス・ミュージアム
生きているシーラカンスというわけではないのですが、こちらも見ていただきたい展示。
シーラカンスの冷凍展示は世界でもここだけということで、冷凍室内の独特な雰囲気が印象的。冷凍シーラカンスが保存されている特設の冷凍室は、特注のガラスや特殊な冷気の流れを利用しており、-20度という極寒の環境が再現されています。
冷凍室の中の個体は実は生きているのでは…と感じさせるほどの迫力があります。
この展示は世界でも認められているのはこの水族館だけなので、見ておくことをおすすめします。
メンダコ
常設展示ではありませんが、タイミングよく見られたらかなりラッキーです。
深海生物の中でも、メンダコはその愛らしい外見で人気を集めていますが、捕獲や飼育が難しく常設展示が困難なため、見られるタイミングは限られています。
飼育員の試行錯誤の末、過去には52日間という最長飼育記録を達成したこともあり、その技術の高さがうかがえます。
アクセスなど
住所 | 静岡県沼津市千本港町83 |
基本料金 | 大人(高校生以上) 1,800円 こども(小・中学生) 900円 幼児(4才以上) 400円 |
公式サイト | https://www.numazu-deepsea.com/ |
車でお越しの方

東名沼津IC、新東名長泉沼津ICどちらからも20分~30分ほどかかります。(交通量により変動します)
まとめ
今回は沼津港深海水族館についてご紹介しました。
沼津港深海水族館は、駿河湾の環境を活かし、希少な深海生物を展示する世界でも珍しい施設です。
深海のプラネタリウムや詳細な解説もあり、学びと驚きが詰まった魅力的なスポットですので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
また、比較的近い水族館の伊豆・三津シーパラダイスについても紹介していますので、よろしければご覧になってみてください。
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