全国で人気を集める「マンホールカード」。
下水道広報プラットフォームが企画し、全国各地の自治体で無料配布されているご当地カードです。デザインを通してその土地の魅力を知れることから、コレクションアイテムとしても人気を集めています。
今回、私は埼玉県行田市で配布されているマンホールカードを受け取りに行きました。
単なるマンホールカードの記事であれば書かないつもりでしたが、行田市(忍城)のカードの扱いが丁寧でしたのでご紹介します。
うれしかった「丁寧な梱包」
行田市のマンホールカードは、行田郷土館などで無料配布されています。私が訪れたときも、職員の方が笑顔で対応してくださり、カードを手渡してくれました。
このカードの梱包?が初めての形式でした。

カードは小冊子に挟まるように入れられており、まるで大切なコレクションアイテムを渡されているような気分に。
「マンホールカード1枚に対して、ここまで気を配ってくれるんだ」
そう感じたとき、行田市のマンホールカードの印象が強く残りました。

他の自治体との違い
マンホールカードを集めていると気づくのが、「自治体ごとの配布方法や梱包の違い」です。
例えば、ある街ではそのまま手渡しで「はい、どうぞ」というスタイル。
別の街では、観光パンフレットやデザインマンホールのある周辺地図と一緒に渡されることもあります。
もちろん、どの方法が正解というわけではありません。梱包も手間なので、やらないでそのまま渡すというのもよくわかります。
ただ、こうした違いが「収集体験の個性」になっているのは間違いありません。その点、行田市の梱包はコレクター目線で見るとかなり嬉しい工夫でした。
カードが汚れたりする心配が少なく、そのままでも安心して持ち帰ることができるのは良いですね。
行田市のマンホールカードデザイン
行田市のマンホールカードには、地域を象徴するモチーフが描かれています。代表的なのは忍城(おしじょう)。
忍城は「浮き城」とも呼ばれ、戦国時代に石田三成の水攻めにも耐えたことで有名なお城です。
詳しくは以下の記事にて紹介しています。
このように、カードのデザインを通じて土地の歴史を知ることができるのも、マンホールカードの大きな魅力です。
初心者向け:マンホールカード収集の基礎知識
「興味はあるけれど、どうやって集めるの?」という方のために、簡単にポイントを整理しておきます。
- 配布場所と時間を確認する
公式サイトや自治体のページで事前に調べておくことが必須です。施設の休館日や営業時間に注意しましょう。 - 1人1枚が基本ルール
公平性のため、配布先に訪れた1人1枚の配布。 - 在庫切れの場合もある
人気のカードは在庫切れになることも。特に新デザイン発表直後は要注意。 - 旅行のついでに集めるのがおすすめ
「カードをもらうためだけに行く」と少しハードルが高いですが、観光や食事と組み合わせれば自然に楽しめますよ。
初心者の方は、まずは近隣の自治体から挑戦してみると良いかもしれません。
また、カードは持ち帰ってからの保存方法も大切。
おすすめはトレーディングカード用のリフィルや専用アルバム。(100円ショップのもので充分)複数枚を綺麗に収納すると、コレクションしている実感がより一層高まります。
マンホールカードについての詳細は以下の記事で紹介しております。
行田市を訪れる価値
今回の体験で感じたのは、「カードを通じて街を知る面白さ」です。
行田市の場合、マンホールカードのデザインが忍城をモチーフにしているため、せっかく訪れたなら実物を見に行くのもおすすめ。
「カードをもらう → 実際のスポットを訪れる」という流れは、マンホールカード収集の醍醐味のひとつです。
まとめ
行田市のマンホールカードは、デザインの魅力だけでなく、丁寧さというポイントで強く印象に残りました。
カード一枚に込められた小さな心配りが、その街全体の雰囲気を好意的に感じさせてくれるのです。
マンホールカードを集める楽しみは、デザインそのものだけではありません。
配布方法の違いや、受け取るときの体験も含めて、一枚一枚に物語があります。
これからカードを集めてみようと思っている方は、ぜひ「行田市のマンホールカード」から始めてみるのもいいかも。
すでにコレクションを楽しんでいる方にとっても、行田市の丁寧な対応はきっと心に残る体験になるはずです。
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