葛西臨海公園駅から徒歩5分程のところににある葛西臨海水族園。
建物の入口部分がガラス張りのドームになっており、その場所は知っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は葛西臨海水族園に実際に行ってみて良いところ・気になる点を所要時間などとともにご紹介します。
葛西臨海水族園の所要時間は?
平均的な所要時間は早ければ1時間弱、ゆっくり見ると2時間前後といったところでしょうか。
ひとつの展示をじっくり見たり、途中で休んだりなどをしないともう少し時間が前後する可能性もあります。
昼食などを挟む場合は2時間以上を見込んでおくと良いかもしれません。
葛西臨海水族園の良い点
ペンギンの展示
ペンギンたちがいる【ペンギンの生態】は岩場とプールがあわさった国内最大級の展示場となっており、自由な姿を見ることができます。
・フンボルトペンギン
・ミナミイワトビペンギン
・フェアリーペンギン
・オウサマペンギン
ペンギンは陸上と一部水中の両方観察でき、泳いでいるダイナミックな姿や寝ているところなども見ることができますよ。
特にフェアリーペンギンは大人で体長が30cmほどとかなり小さく、とても可愛らしいです!
行った際はぜひ見てくださいね。
破格の入場料
何と言っても、都内の水族館と比較して入場料がかなり安いのが魅力のひとつ!
大人でも1000円以下の700円で見ることができる上、小学生以下および都内在住・在学の中学生(学生証必須)は無料となっています。
区分 | 個人 | 団体(20名以上) | 年間パスポート |
一般 | 700円 | 560円 | 2800円 |
中学生 | 250円 | 200円 | ー |
65歳以上 | 350円 | 280円 | 1400円 |
都立動物園の1つになっているので、この安さで運営できているのもありますがそれでも展示に対しては値段以上に価値があるのではないかなと思います。
気になる点
良いところだけだと分からない部分もあるかと思いますので、気になってしまう点もいくつかご紹介します。
ネット上で見かける『つまらない、退屈』という口コミはこのあたりのことを述べている気が個人的にはしています。
※葛西臨海水族園の増築計画も予定されているようです。もしかすると今後以下の気になる点は改善される可能性もあるかもしれません。
海獣がいない、ショーもない
葛西臨海水族園にいる海の動物は主に『魚類』です。(ペンギンなど一部鳥類もいますが少ないです)
そのため、ショーでおなじみのイルカやアザラシなど海獣は葛西臨海水族園には全くいないためここでは見ることができません。
規模が比較的大きい水族館で、ほぼ魚類のみで構成・展示しているというのもなかなかできることではないかと思うので魅力のひとつかなと思います。
海獣がいないということはメインのショーもありません。
小さいお子さんがいらっしゃるご家族などは、ショーが楽しみということもあるかもしれません。その場合は別の水族館に行くことも検討してみましょう。
しかしごはんタイムはあり、ペンギン以外は魚のごはんあげになります。他の水族館でという方にはいい機会かも?
休日などは大混雑
良いところでご紹介したとおり、葛西臨海水族園は破格の入場料のため来園する方も多く、休日は他の水族館よりも混雑することが多いです。
館内もすごく広いというわけではないので、混雑していると水槽前に人が集まってしまい充分に展示が見られないことがあるかと思います。
- みどりの日(5月4日)
- 都民の日(10月1日)
- 開園記念日(10月10日)
以上の3日は無料開放日となっていて、誰でも無料で入館できるため、毎年かなりの混雑のようです。
また、老人週間(9/15~21)と呼ばれる期間は60歳以上の方と付き添い1名の方が無料になります。
ペンギン以外に見ておきたいスポット
【大海の航海者】クロマグロ
たくさんのマグロを同一水槽で展示している水族館は、私の知る限りだと無いと思うので特におすすめです。
展示スペースは水槽が周りを囲んでいるような造りになっているため、一面にマグロが見られますよ。
座る場所もあり、悠々と泳ぎまわるマグロを見ながらゆっくりすることもできます。
イガグリガニ
イガグリガニは全身にとげが生えているのでイガグリみたいな見た目になっています。しかし、カニという名前がついているものの実はヤドカリの仲間。
深海生物のコーナーで見ることができ普段はじっとしているのですが、突然水槽内をゆっくり歩きまわる姿はとても可愛らしいです。
ちょっとくせになってしまう不思議な生き物なので、こちらもご覧になってみてください。
施設情報
住所 | 東京都江戸川区臨海町6丁目2−3 |
開園時間 | 9:30~17:00 |
休園日 | 水曜日(水曜日が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合はその翌日) 年末年始(12月29日~翌年1月1日) |
公式サイト | https://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/ |
まとめ
今回は葛西臨海水族園に実際に行ってみての感想、良いところ・気になったところなどをご紹介しました。
学びの面が強く、幅広い方におすすめできるわけではないですが、都内近郊の他の水族館とは違った魅力があると感じています。
ショーなどの目立つ展示が無い分、普段よりじっくりと生き物の動きや姿を見る機会にしてみるのも葛西臨海水族園の楽しみ方のひとつではないでしょうか。
また、以下の記事では都内の他の水族館についてもご紹介しています。
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