仙台にある「仙台うみの杜水族館」。東北の中でも有名な水族館で、ご存じの方も多いはず。
イワシがメインの大水槽の展示が有名で、昼間に行くイメージを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし私は今回、夕方から入館しました。
体験できるプログラムなどは終わっていたのですが、それでも十分楽しめるポイントがありました。
今回は、夕方から入館した実体験をもとに「どのくらいの時間で回れるのか」「夕方でも楽しめる見どころ」「混雑の様子」などを紹介します。
初めて行く人、久しぶりに行く人の参考になれば嬉しいです。
仙台うみの杜水族館の基本情報
仙台うみの杜水族館は、宮城県仙台市宮城野区中野にある東北最大級の水族館。
東北の方はご存じかもしれませんが、かつて松島に存在していた「マリンピア水族館」の後継の水族館になります。
マリンピア水族館にいたほとんどの生き物は、引き続きうみの杜水族館で飼育されているそうです。
- 所在地:仙台市宮城野区中野4丁目6番地
- アクセス:JR仙石線「中野栄駅」からシャトルバスで約7分
- 営業時間:通常 9:00〜17:30(季節により変動あり)
- 最終入館:閉館30分前まで
入館料は以下のとおりです。

夕方から入館してどうだったか
今回私は土曜日の夕方15時頃から入館しました。
閉館まで2時間半で、果たしてどこまで楽しめるのか?実際に体験してきました。
イベント期間中などには20時くらいまでの営業になることもあるようです。その場合はもう少し時間に余裕があるため、長い時間滞在できるのでよりおすすめ。
館内はどのくらい空いている?
夕方に入ると帰りの車も多く見られ、昼間のような混雑がなく、館内はかなり見やすい状況でした。
特にファミリー層が多い昼間と違い、夕方はカップルや一人の方も多くゆっくり見られる印象。
写真撮影もしやすく、水槽の前で立ち止まっても周囲を気にしないくらい楽しめました。
夕方以降に見られる展示の魅力

イルカやイワシのショーも、一応夕方に見られます。
しかし、大水槽やクラゲの展示など、ショーがなくても見応えのある展示が数多くあります。
特に「いのちきらめくうみ」と呼ばれる大水槽は必見。
イワシが群れで泳ぐ姿やサメの迫力あるシルエットを、落ち着いた雰囲気で鑑賞できました。
また、海獣ひろばはペンギンやビーバーが間近で見ることができ、夕方の静かな時間帯にじっくりと眺めるのにぴったり。
昼間とは違う癒しの時間を過ごせました。
うみの杜ビーチ

特におすすめなのが、1Fのフードコート横にあるうみの杜ビーチです。
ペンギンが先ほどご紹介した海獣ひろばよりも近くで見ることができます。
場所がちょっと隠れたようになっているためか、その日は訪れる人も少なくずっと見ていられる空間でした。
1点注意すべきところとしては、完全屋外のため熱中症等には気を付けて観賞してください。
夕方入館のメリット・デメリット
- メリット
- 昼間よりも比較的空いていて快適に見られる
- 短時間でもしっかり見られる
- 水槽やクラゲ展示は夕方でも十分楽しめる
- デメリット
- 体験型のイベントには参加できない
- ショップやレストランの利用時間が短い
実際の滞在時間と回り方
滞在時間の目安
私の場合、15時頃に入館して閉館まで約2時間半滞在しました。
夕方からだと、2時間あればほぼ一通りの展示を見ることができます。
ショーを加味しても時間配分に余裕が生まれ、じっくり水槽を楽しむスタイルもとれます。
夕方におすすめの回り方(所要時間)
短時間で効率よく回るなら以下の流れがおすすめ。
(2時間半いっぱい見ることとし、ショーは考慮しないものとします)
- 大水槽「いのちきらめくうみ」
入館後のショーが無いタイミングで訪れると、比較的人が少なく快適に鑑賞できます。 - 深海やクラゲ展示
幻想的な空間を静かに楽しめる時間帯。 - 海獣ひろば
ペンギンやビーバーなど個性的な展示を見逃さずチェック。 - ショップ
最後に立ち寄ってお土産を検討。閉館間際は混むので少し早めがおすすめ。
短時間でさっと回ることも可能ですが、夕方なら2時間半滞在がちょうど良いと感じました。
夕方からでも楽しめるおすすめスポット
- 大水槽「いのちきらめくうみ」
光の当たり方や水槽の静けさが夕方ならではの雰囲気に。 - クラゲ展示
幻想的なライトアップで、昼間よりも癒し効果が高いかも。 - 海獣ひろば
とにかく距離が近い、うみの杜水族館ならではの迫力。 - ミュージアムショップ
夕方は空いているのでゆっくり選べる。うみの杜水族館限定グッズも。
まとめ
仙台うみの杜水族館は、夕方から入館してもかなり楽しめる水族館でした。
人が少なく落ち着いた雰囲気の中で水槽をじっくり見られるのは、むしろ夕方ならではの魅力。
- 初めて訪れる人 → 所要時間を気にせず短時間で効率的に楽しめる
- 久しぶりに訪れる人 → 静かな雰囲気で展示に集中できる
- 観光で時間が限られている人 → 1〜2時間でも充実感がある
「仙台うみの杜水族館=昼間のショー」だけではなく、夕方からの訪問も意外と穴場。
旅行の計画とともに、夕方の時間帯からの水族館もぜひ候補にしてみてくださいね。
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