仙台大観音って実際どうなの?アクセス・拝観料・見どころまとめ【仙台のラスボス】

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宮城
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仙台を訪れるとき、多くの人が最初に思い浮かべるのは伊達政宗公やずんだ、牛タンのお店かもしれません。

でも、実は仙台市の北側に“高さ100mの観音様”があるって知っていましたか?

「えっ、こんなところに!?」と思わず声に出してしまう巨大スポットなんです。

それが 高さ100メートルの仙台大観音

遠くからでも目に入るその姿はインパクト抜群で、仙台市民にとっては「見慣れた存在」ですが、初めて見る方には衝撃的だと思います。

しかし、「実際に行ってみたらどうなの?」という疑問を持つ方も多いはずです。

そこで今回は、私自身が訪れた体験を交えながら、仙台大観音のアクセス方法、外観の迫力、内部体験、などをまとめてご紹介します。

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基本情報

まずは仙台大観音の基本データを押さえておきましょう。

仙台大観音はマンション30階分に相当するスケールで、1991年に建立された当時は「世界一の高さ」を誇った観音像。

内容詳細
所在地宮城県仙台市泉区実沢字中山南31-36
開館時間平日 10:00~15:30(最終入館 15:00)
土日祝日 10:00~16:00(最終入館 15:30)
拝観料大人500円/小中学生300円
駐車場境内に無料駐車場あり

仙台大観音は「大観密寺(だいかんみつじ)」の境内に建てられており、宗教施設でありながら観光スポットとしても開放されています。


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アクセス徹底解説:車とバス、それぞれの体験

車で行ってみた感想

今回、私は仙台駅付近から車で向かいました。(googleマップで29分と表示されているルートです)

中心部を抜けて北に走ると、街並みが少しずつ郊外の住宅地に変わっていきます。道は整備されていて走りやすく、特に迷うポイントはありません。

仙台市中心部を離れると坂道が多く、元仙台市民としては帰ってきたなーと感じる場所です。

そして途中、視界の奥に突然現れる白い巨大な像。遠くからでもすぐにわかるその存在感は、まるで山の上にそびえる要塞のよう。

近づけば近づくほど、その圧倒的な大きさに車内がざわつきました。

仙台駅周辺からは車で約30分ほどで駐車場に着きます。

東北自動車道「仙台宮城IC」からもアクセスしやすく、駐車場も無料で広々しています。

バスで行く場合

公共交通を利用する場合は、仙台駅西口バスプールから市営バスに乗車し、「仙台大観音前」で下車します。所要時間はおよそ40分ほど。

系統は以下のバスに乗れば、仙台大観音前につきます。

仙台駅から向かう際は本当に観音様はあるのか?という疑問が浮かびますが、バスの中からでも遠くに観音像が見えてくると「本当にあるんだ!」とワクワク感が高まります。

外観の迫力に圧倒される

遠くから撮影してもこの大きさです。

真下から見上げると…

駐車場に到着して車を降りると、まず目に飛び込んでくるのは真っ白な観音像。

真下から見上げると首が痛くなるほどで、「これが人の手で造られたものなのか」と感じました。

観音様の衣のひだや手の指先まで丁寧に造形されていて、近づくほどに精巧なディテールが見えてきます。

遠くからは“巨大な白い像”に見えるのですが、足元まで行くと建築物としての迫力に圧倒されました。

季節ごとの表情

  • :青空に映える真っ白な姿は、コントラストが美しく清々しい印象。
  • :雪化粧をした観音像はまるで幻想的なオブジェ。真っ白な世界にさらに白が重なる光景は息をのむ美しさでした。
  • 夕暮れ:夕日と観音様は、昼間とはまったく違う厳かな表情を見せてくれます。

外観だけでも十分「仙台に来てよかった」と思わせてくれるスポットだと個人的には思います。

観音様の中を歩く不思議

エレベーターで一気に展望階へ

仙台大観音の最大の特徴は「中に入れる」こと。入口で拝観料を払って中に進むと、まずはエレベーターで最上階へ。

上昇するにつれて「自分は今、観音様の中を登っているんだ」と思うと、なんだか不思議な気持ちになります。

最上階に到着すると、小窓から仙台市街や太平洋が一望できます。

天気が良かったので沿岸部分まで見えて、正確に言えば違いますが、観音様の目線になった気分で街を見下ろす感覚はまさに圧巻。

108体の仏像を拝観しながら下る

エレベーターで登ったあとは、階段を使って少しずつ下りていきます。

各フロアには観音像や菩薩像がずらりと安置されており、その数は108体。

人間の煩悩の数にちなんで配置されているそうで、まるで小規模な巡礼の旅をしているような気分に。静かな内部空間は少しひんやりとしていて、仏像の前に立つと自然と背筋が伸びます。

観光地というより、心を落ち着ける修行の場のような空気が流れていました。

非日常感に包まれる

観音様の中を歩くという体験自体がとてもユニークで、非日常の世界に迷い込んだよう。

観光スポットでありながら宗教的な雰囲気もしっかりと感じられ、ただの“巨大像”とは違う深みを味わえました。

歴史と豆知識

  • 建立の背景:仙台大観音が建てられたのは1991年、いわゆるバブル経済の最盛期。全国各地で巨大建築が次々と誕生した時代に、「世界一の観音像」として話題を集めました。

  • 大仏との比較:奈良の大仏は約15m、鎌倉大仏は約11m。それに対して仙台大観音は100m。桁違いのスケールです。ちなみに現在日本一は茨城県の牛久大仏(120m)ですが、仙台大観音はそれに次ぐ規模。

  • 海外からの注目:そのユニークさから海外メディアにも取り上げられ、外国人観光客も少しずつ訪れるようになっています。

まとめ

正直に言うと、行く前は「ちょっとB級っぽい観光地かな?」と思っていました。

でも、実際に足を運んでみると印象はガラッと変わりました。

  • 遠くからでも迫力満点の外観
  • 中に入って体験できる“小さな巡礼”
  • そして観音様の目線から眺める仙台の街並み

そのどれもが予想以上に面白く、訪れて良かったと心から思いました。

仙台城跡や瑞鳳殿のような歴史的観光地とはまた違った魅力を持つ、仙台の隠れた名所です。

仙台観光で時間に余裕がある方は、ぜひ仙台大観音を訪れてみてください。「実際どうなの?」という疑問は、きっと「想像以上にすごい!」という驚きに変わるはずです。

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