岩手県の中でも有名な伝承として、カッパが存在するとされている場所【遠野市】があります。日本の中でも、数少ないカッパの目撃情報があるのもこの市なんですよ。
しかし、実際のところ遠野市だけでなく、岩手県に行ったことがない…という方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は特におすすめしたい遠野市の中のおすすめスポットと手に入れたいアイテムをご紹介します!気になった方はぜひ現地に足を運んでみてください!
おすすめスポット
遠野ふるさと村

遠野ふるさと村は、『南部曲り家の里』の古き良き風景が広がる農村集落を再現した施設。
村内をぐるっと1周することができ、所要時間としてはノンストップで行くと1時間ほど、ゆっくり散策しても2~3時間くらいで回ることができます。
各家や工房では、【まぶりっと】と呼ばれるボランティアの方がいらっしゃることがあり、実際に作業や火をくべているところも見られます。

家には今ではあまり見なくなったえんがわが必ずあるので、のんびりするのも楽しみ方のひとつです。私も20~30分ほどえんがわでボーっとしてました(笑)
また、ろくろやそば打ちなどの体験もできるので、気になる方はリンクからご覧ください。
(遠野ふるさと村公式サイトへ飛びます)https://www.tono-furusato.jp/experience/
ここは以下のドラマや映画のロケ地としても利用されています。
ロケ地として利用された主なドラマ・映画
NHK大河ドラマ
「天地人」(2009年)
「龍馬伝」(2010年)
「軍師官兵衛」(2014年)
「真田丸」(2016年)
映画
「河童のクウと夏休み」(2007年)
「愛しの座敷わらし」(2012年)
「蜩ノ記(ひぐらしのき)」(2014年)
ペットの入村も許可されている(食堂・売店は除く)ので、一緒に散策できるのも嬉しいですね。
住所 | 岩手県遠野市附馬牛町上附馬牛5−89−1 |
入村料 | 一般:(個人)550円/(団体20名以上)500円 小・中・高校生:(個人)330円/(団体20名以上)280円 |
営業時間 | 9:00〜17:00 (3~10月) 9:00〜16:00 (11~2月) |
めがね橋(宮守川橋梁)

遠野市内の宮守町にあるのがこの【宮守川橋梁】です。
20m感覚で5つ連なったアーチ状の橋が特徴です。夜には橋がライトアップされ、綺麗な景色をみることができますよ。タイミングがいいと、この橋の上を電車が走行します。
平成26年から「SL銀河」が運行され、現在ではあまり見かけなくなった機関車と橋の景色が多くの方を楽しませていました。(残念ながらSL運行は令和5年6月11日に終了しています)
また、2022年から2023年にかけて話題になったアニメ【機動戦士ガンダム 水星の魔女】のプロモーション『#水星の魔女日本周遊ツアー』にて、岩手県から選ばれたのもこのめがね橋なんですよ。
近くには【道の駅みやもり】があり、そこに駐車して歩いていくことができます。
道の駅のなかには、岩手の有名な詩人宮沢賢治の作品【銀河鉄道の夜】をイメージしたオブジェが立派なので写真をとるのがおすすめですよ。
住所 | 岩手県遠野市宮守町下宮守30−37−1 |
営業時間 | 24時間営業 |
カッパ淵
遠野市の有名な観光スポットといえばここといわれるほど、岩手県内でもよく知られている場所です。
カッパが実際にいる(伝承でのお話)とされている淵で、ここではきゅうりをエサに釣りをすることができますよ。
所要時間としては釣りをしている時間にもよりますが、30分前後くらいと思われます。
※カッパ淵には駐車場がないので、お車でお越しの際は徒歩5分程のところにある【伝承園】または【カッパ淵無料駐車場】をご利用ください。
住所 | 岩手県遠野市土淵町土淵 |
営業時間 | 9:00~16:00 (カッパ淵の通行時間) |
ぜひ手に入れてほしいアイテム
かっぱ捕獲許可証
ぜひ買ってみてほしいのがこちらの『カッパ捕獲許可証』です!
遠野市内の施設等で購入することができ、実際に現地に行けない…というかたもオンラインで購入することができますよ。
許可証は2種類あり、通常のものと顔写真などが記載された本格的なものがあります。顔写真入りのバージョンは遠野市観光協会のみでの取り扱いのようです。
・ノーマルバージョン:1枚220円(税込み)
・氏名、住所、顔写真入り現地限定バージョン:1枚920円(送料税込み)
自分で所有するのも良し、お土産にも良しのアイテムです。こちらは実際の許可証のように有効期限があるので、ぜひカッパを捕獲したいという方は期限切れにご注意くださいね。
まとめ
今回は遠野市にいったら行きたいおすすめスポットや手に入れたいアイテムをご紹介しました!
岩手県は県庁所在地の盛岡がどうしても目立ってしまいますが、他の市にも意外と面白いスポットがあるんですよ。
当記事で遠野市の魅力が少しでも伝わって、現地に足を運んでくれる方がいらっしゃったら幸いです。

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